COLUMN AGA治療の種類

発毛の仕組み、発毛メソセラピーについて【AGA治療】

公開日:2022/09/18

更新日:2022/09/18

  • copied!
  • Twitter
  • facebook
  • line

発毛治療の一つであるベアAGAクリニックの発毛メソセラピーは毛の幹細胞の分裂、成長期移行シグナル、成長因子等の組織レベルでの発毛に着目した治療です。

AGA(男性型脱毛症)FAGA(女性の脱毛症)の方にご利用いただけます。発毛の効果、仕組みを追求するベアだからできる最先端の治療です。男女共にご利用いただける発毛治療となっております。

発毛治療の効果を追求したい、しっかりと発毛させたい方におすすめしています。

発毛メソセラピーとは

発毛メソセラピーとは【成長期移行シグナル】や各種【成長因子(増殖シグナル)】の頭皮への注射による発毛治療です。

成長期移行シグナル、成長因子は幹細胞が分化してできた毛母細胞の細胞増殖(発毛)を導き、毛髪の成⻑期を誘導・維持するため、発⽑効果が得られます。

幹細胞とは

幹細胞とは必要な時にはいつでも分裂できる無限の増殖能力を持つ細胞です。幹細胞が分裂して毛母細胞になり、分裂を続けて髪の毛になります。

髪の毛の幹細胞はバルジ領域という場所に存在しています。

髪の毛の発毛、成長には幹細胞が関係している

人の髪の毛は生涯に10〜20回程度生え変わります。

髪が生えるのは当たり前のように感じるかもしれませんが、なくなってしまった髪が再生するのはよく考えればすごいことですよね。例えば手指などは再生が難しいと思います。

抜け落ちてしまった髪の毛が再び再生できるのは毛包に増殖能力のある幹細胞が存在しているからです。

余談ですがレーザー脱毛などはこのバルジ領域の幹細胞を破壊することにより毛を生えないようにしています。

発毛の仕組み、毛周期(ヘアサイクル)と幹細胞の関係

ヘアサイクル

髪が生えるサイクルのことを毛周期(ヘアサイクル)といいます。

毛周期は毛が生える「成長期」、毛の成長が止まり毛が抜ける「退行期」「休止期」があります。成長期と退行期、休止期を繰り返すことにより毛の成長、毛の脱落、そして再び発毛、毛の成長、、、というように繰り返し発毛と脱落が起きます。

このように毛周期の休止期から成長期へ移行することにより発毛が起きます。逆にAGA、FAGAではこのヘアサイクルの成長期が短くなることにより脱毛がおきています。

成長期(毛が生える)

退行期、休止期(毛が抜ける)

成長期(再び毛が生える)

発毛の仕組み、幹細胞の成長期への移行メカニズム

休止期から成長期への移行メカニズムとしてバルジ領域にある毛包幹細胞と【成長期移行シグナル】が関係しています。

発毛は毛包のバルジ領域に存在する毛包幹細胞が分裂することにより始まります。休止期の幹細胞は毛乳頭から【成長期移行シグナル】を受け成長期に移行し毛母細胞を作ります。

この毛母細胞に【成長因子(増殖シグナル)】が加わることにより高い増殖能力を発揮し毛が生えてきます。

メソセラピーではこの【成長期移行シグナル】【成長因子(増殖シグナル)】を注射することにより発毛効果が得られるのです。

休止期幹細胞

【成長期移行シグナル】を受け成長期を誘導、毛母細胞へ

【成長因子(増殖シグナル)】を受け細胞分裂し発毛

治療説明

  • AGA、FAGAの患者様にご使用いただけます。
  • 月に1回からの頭皮への注射となります。(ご希望によって月2回まで可能です)
  • 続けていただくと発毛効果を実感しやすいです。
  • 薄毛の範囲が狭い方には2cc、広い方には4ccの注射をお勧めしています。(ご希望により6ccまで増量可能)
  • 発毛メソセラピーは単体での使用も効果はありますが、フィナステリドやミノキシジル等のベースとなる発毛治療と組み合わせることで、より効果を発揮します。
  • しっかりと治療効果を出したい方におすすめしている治療です。

副作用・リスク

頭痛、感染や皮下出血の可能性、薬剤へのアレルギー反応等が出る可能性があります。

アルコール摂取や運動、シャワーや散髪等は施術翌日以降可能となります。

ベアAGAクリニック院長 清水 崇裕 Takahiro Shimizu

ベアAGAクリニック院長 清水 崇裕 Takahiro Shimizu

【経歴】東京医科大学卒業後、放射線科に入局し、放射線の専門医を取得。大手AGAクリニックで勤務医として約3年間診療現場で実践を重ね経験を積む。2020年2月、新宿三丁目駅の近くにベアAGAクリニック新宿院を開院。
TOP