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【AGA Q&A】AGA(男性型脱毛症)の原因は何ですか?

公開日:2022/09/20

更新日:2022/09/20

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A:AGAの原因はDHT(ジヒドロテストステロンです)

酵素(5α-リダクターゼ還元酵素)と男性ホルモンであるテストステロンが結合する事でジヒドロテストステロン(DHT)が発生します。このDHTが主な薄毛の原因と考えられています。

髪の毛にはヘアサイクルがあり、毛が太く長くなる成長期、細胞分裂が衰える退行期、毛が抜け落ちる休止期を繰り返しています。

AGAは毛が太く長くなるための成長期が DHTにより短縮するため、硬毛(太く長い毛)に成長する前に毛が抜け落ちてしまいます。

そのため産毛のような軟毛(細く短い毛)が生えている状態となり薄毛(AGA)になります。

また、成長できずに細く短いまま抜けてしまった場合、次に生えてくる毛髪は更に細く短い毛となります。これによりAGAは進行性に薄毛が悪化していきます。

こちらのヘアサイクルを正しくもどし、毛を太く長く成長させるのがAGAの治療となります。

治療薬としてDHTを抑制する際にはフィナステリドという薬を使用します。

薄毛は進行するほどに治療により毛髪を元の状態に戻すのには時間がかかります。

早期診断、早期治療をお勧めいたします。

ベアAGAクリニック院長 清水 崇裕 Takahiro Shimizu

ベアAGAクリニック院長 清水 崇裕 Takahiro Shimizu

【経歴】東京医科大学卒業後、放射線科に入局し、放射線の専門医を取得。大手AGAクリニックで勤務医として約3年間診療現場で実践を重ね経験を積む。2020年2月、新宿三丁目駅の近くにベアAGAクリニック新宿院を開院。
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