COLUMN AGA基礎知識

AGA(エージーエー)とは?【男性型脱毛症】

公開日:2022/09/18

更新日:2022/09/18

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AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱⽑症」のことです。

成人男性によくみられ、徐々に頭頂部や額の⽣え際の髪の⽑が薄くなっていくことが特徴の進行性の脱毛症になります。

AGA(エージーエー)では⽑髪を作り出す「⽑包(もうほう)」が⼗分に成⻑せず髪の⽑が太く⻑く育たないうちに抜け落ちてしまい、徐々に髪の毛が細く短くなり、薄毛が進行します。しかし、細くなった毛は無くなるわけではなくごく細いうぶ⽑として残っています。

⽑包が存在するかぎりは薄毛治療により髪の⽑は再び太く⻑く育てることが可能です。諦めずに治療する事をお勧めしています。

AGA(男性型脱毛症)の原因は?

酵素(5α-リダクターゼ還元酵素)と男性ホルモンであるテストステロンが結合する事でジヒドロテストステロン(DHT)が発生します。このDHTが主な薄毛の原因と考えられています。

髪の毛にはヘアサイクルがあり、毛が太く長くなる成長期、細胞分裂が衰える退行期、毛が抜け落ちる休止期を繰り返しています。

AGAは毛が太く長くなるための成長期が DHTにより短くなるため硬毛(太く長い毛)に成長する前に毛が抜け落ちてしまいます。そのため産毛のような軟毛(細く短い毛)が生えている状態となり薄毛(AGA)になります。

AGAはどのように進行するの?つむじの薄毛、M字の薄毛等

AGAは思春期以降に徐々に頭頂部や額の⽣え際の髪の⽑が薄くなっていくことが特徴の疾患になります。人によってAGAの進行パターンは異なります。薄毛が進行するパターンは大きく三つに分類され

  1. 頭頂部から薄くなる人(O方の薄毛、つむじの薄毛)
  2. 前頭部全体が薄くなる人(U字型の薄毛、額の後退)
  3. 額の生え際から薄くなる人(剃り込み部分の薄毛、M字型の薄毛)、となります。

また、3つの分類の複合型の薄毛もあります。
いずれの場合も進行性の脱毛疾患となります。早期治療により早く症状を回復することができます。

AGAは治療できる?

AGAは治療可能です。

そのためには医学的な効果のある「治療」が必要となります。サロンやエステ等のトリートメントの施術、生活習慣の改善等ではしっかりとした発毛効果を得ることは難しいです。

この場合の医学的な効果のある治療とは薬剤(フィナステリドやミノキシジル等)を用いた治療となります。

AGA治療をしたら本当に髪が生える?

適切な治療を施せば高確率で毛髪を生やすことができます。また、副作用の可能性もあるので安全に治療をするために医師による管理が必要となります。

※ただし、外傷、ケガ等により毛包が失われている場合は薬剤の治療では髪を生やすことはできません。

AGAは多くの人が抱える悩み

AGA(男性型脱毛症)、薄毛は現代人の多くの方が抱えている一般的なお悩みです。日本人の3人に1人がAGAと言われています。見た目のお悩みなのでQOL(生活の質)にも大きく関わってきます。

クリニックで専門家に診察を受けることで悩みから解放される方が多くいらっしゃいます。現在、薄毛治療に関しては薬剤を用いた発毛治療が最も治療効果を上げることが出来ます。

お一人で悩まれずに是非専門家にご相談ください。適切な方針をご提案させて頂きます。ご相談の際は当院の無料カウンセリングをご利用ください。

ベアAGAクリニック院長 清水 崇裕 Takahiro Shimizu

ベアAGAクリニック院長 清水 崇裕 Takahiro Shimizu

【経歴】東京医科大学卒業後、放射線科に入局し、放射線の専門医を取得。大手AGAクリニックで勤務医として約3年間診療現場で実践を重ね経験を積む。2020年2月、新宿三丁目駅の近くにベアAGAクリニック新宿院を開院。
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