COLUMN Q&A

AGA(男性型脱毛症)、薄毛は遺伝しますか?

公開日:2022/09/19

更新日:2022/10/07

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男性の脱毛症であるAGA、薄毛は遺伝による影響が強いとされています。

主に二つの遺伝による要素があります。

  1. 5αリダクターゼ(薄毛の原因となるDHTを誘導する酵素)の活性
  2. アンドロゲン(男性ホルモン)レセプターの感度

この二つは遺伝に影響されます。

①の5αリダクターゼ活性が高いと薄毛の原因となるDHTが多く産生され薄毛、AGAとなります。

②のアンドロゲンレセプターの感度が高いとレセプターのDHTへの感受性が高くなり薄毛、AGAとなります。

親族に薄毛の方がいる場合は薄毛になる可能性が高くなりますが、フィナステリドやミノキシジル等の薬剤を用いた治療により改善または予防することができます。薄毛治療に関してはかかりつけの医師にご相談ください。

ベアAGAクリニック院長 清水 崇裕 Takahiro Shimizu

ベアAGAクリニック院長 清水 崇裕 Takahiro Shimizu

【経歴】東京医科大学卒業後、放射線科に入局し、放射線の専門医を取得。大手AGAクリニックで勤務医として約3年間診療現場で実践を重ね経験を積む。2020年2月、新宿三丁目駅の近くにベアAGAクリニック新宿院を開院。
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