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初期脱毛の症状は放っておいてもよいのですか?
AGAの発毛治療を始めると気になる症状のひとつである初期脱毛。今回はこの気になる症状についてどう対処すべきかお伝えします。
初期脱毛とは
AGA治療でヘアサイクルが正常に戻る
髪の毛は伸びる(成長期)→止まる(退行期)→抜ける(休止期)→また伸びる(成長期)というサイクル(ヘアサイクル)を繰り返して何度も生え変わります。しかしAGAではこの髪の毛が伸びる成長期が短くなるために毛が細く短くなっています。
AGA治療はこの成長期を誘導し維持する治療を行いヘアサイクルを正常に戻すので、新しい成長期が始まります。
初期脱毛は成長期の毛が生えることにより始める
初期脱毛とはフィナステリドやミノキシジル等で発毛治療を開始した後にヘアサイクルの乱れが正常に戻り新しい成長期が始まることにより起きる脱毛です。休止期の毛髪(成長を終えた抜ける予定の毛髪)が新しい成長期の毛髪により押し出されて抜けていくことにより初期脱毛が起きます。
初期脱毛の期間
通常初期脱毛は治療開始より2週間から1カ月程度続きます。長い方では3か月の方もいらっしゃいます。
シャワー等のときに気づかれる方が多く、太い毛も抜けるのでびっくりされる方が多いです。
髪の長い方ほど初期脱毛の症状に気づきやすく、初期脱毛の期間を長く感じやすいです。
初期脱毛の症状が出ない方もいらっしゃいますが治療成績とは関係ありません。
初期脱毛が出たらどうしたら良い?
初期脱毛は基本的には気にせずに治療を続けていただいて結構です。治療を続ければ抜けたところより新しい毛髪が生えてくるので初期脱毛に驚いて治療をやめてしまわないようにしましょう。初期脱毛が出てもしっかりと治療を続けましょう。
ただしあまりにも脱毛期間が長い等の場合は別の疾患等の可能性も否定はできませんので主治医に確認してください。

執筆者:清水崇裕(ベアAGAクリニック院長、医師、医学博士)
薄毛治療実績1万人以上。薄毛治療以外の医学知識も豊富で、安全に配慮した治療を心がけています。美肌、シミ、シワ等も含めトータルなエイジングケアをサポート致します。最近髪が細くなってきた、頭頂部が気になる、髪が⽔に濡れてボリュームが減るのが恐い、など薄⽑に対するどんなお悩みでもお気軽にご相談ください。患者様の期待に応え、当院で治療を受けてよかったと⾔っていただけるようなクリニックを⽬指して参ります。
資格:医師・医学博士・放射線科専⾨医・⽇本医師会認定産業医・⽇本抗加齢医学会会員・⽇本医学放射線学会会員
薄毛にお悩みの方は必ずお力になります。ベアAGAクリニックにご相談ください。
ベアAGAクリニック院長 清水崇裕